こんにちは。
最近、子供に算数を教えることに苦戦をしております。
頭では、わかっていても、いざ教えるとなると
すごく難しく、苦労の日々です。
算数つながり??
か、どうかは置いておきまして、
建築のお話をさせていただきます。
お打合せの際に、お施主様と設計共に力の入る部分の1つに
TVボードの造作があります。
既成のTVボードだったり、製作家具、棚板造作など
見せ方、ご要望もさまざまですが、
今日ご紹介するのは、
・とにかくスッキリさせたい
・TVボードをかっこよくしたいけど、スペース的に圧迫されたくない
・デッキを置くかはわからないけど、収納は欲しいなど
そんな打合せを経て完成した空間と、
壁掛TVの配線隠しの工夫をご紹介させていただきます。
【Y様邸 TVボード+背面多目的収納】
出幅を抑えた飾棚に、デッキは目立たせないように背面の多目的収納内に
配線とデッキを送りこんでます。
後ろ側にまわると、
収納の中に、配線関係やエアコンの配管も隠蔽しました。
後々の配線替えのストレスもなく、
多目的収納と抱き合わせることで有効活用することができました。
【K様邸 TVボード+スキップフロア】
TV設置前ですが、背面石張りになっているため
壁掛金具を設置する部分は、凸凹すると強度不足になるため、
下地とクロス仕上げで
TVを掛けると見えなくなるようになってます。
正面からTVラインとデッキラインは、フラットになっていて
スキップフロアの下の収納に追い込んでます。
スキップフロア上部は、スタディースペースとして
下部は、建物階数に含まれない
天井高1.4ⅿ以下の収納になっています。
収納の中は、写真のような空間になっており、
スキップフロアとの組み合わせで有効活用することができました。
【S様邸 TVボード+背面階段下】
TVボードを表に出すと、圧迫感が出てしまうため
壁面から出さないように工夫しました。
背面が、階段となっており、
階段下を有効活用しました。
よくある階段下収納は、TVの右側にしっかりと設け
収納感を出さないように、把手のない木目の強い建具と
タイルを組み合わせて、化粧材っぽく見せてます。
TV部分の背面も、まだ階段下のスペースが残っていましたので
その空間に棚を送りこんでデッキ置きを作りました。
階段下のデッドスペースを通って
こちらの孔から配線が落ちてくるようになってます。
今回は、TV配線が見えないようにしつつ、
抱合せの空間を、足し算してみました。
こういう算数なら、
自信を持って子供に教えてあげられるのですが、
・・・??なので、
お施主様に喜んでもらえたことを伝えるほうが
設計士らしいのかなと感じます。
あらためまして、
1邸1邸のこだわり、優先順位を、
お施主様と一緒に整理しながら
ご希望を形にしてまいります。
長いようで短い家づくりですが
お力になれたら幸いです。
本社 設計部
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